長財布Paninoの秘密

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2007年に誕生して以来常にHoppendakkoの一番人気の長財布、Panino
最初のモデルから今日まで何度も何度もモデルチェンジを繰り返して、より使いやすく丈夫に、そして美しく変貌してきました。

Hoppendakkoのこだわりと思いがたっぷり詰まったこの作品を紹介します。

「どこにもない、見たこともない、びっくりさせたい。楽しく使ってもらいたい。」

 そんなコンセプトで私たちHoppendakkoが初めて作った長財布。
外側はベーシックな焦げ茶、中身はカラフルなカード入れや小銭入れ、そしてそれらが飛び出したら・・
わくわくしながらやや興奮ぎみに、私たちはアイデアを出し合いました。

そして生まれたのが遊び心たっぷりのこの形です。

Panino(パニーノ)とはイタリアのサンドイッチ。

シンプルなパンの中に色とりどりの食材が入っています。そんなイメージでカラフルな中身にしたかったのです。

長財布"Panino"

素材にもとことんこだわる

ミネルバ・ボックス

これだけこだわったデザインですから、素材も妥協する訳にはいきません。Paninoで採用している革は、イタリア産の植物の渋(タンニン)で手間ひまかけて丁寧に鞣された極上の植物タンニンレザー です。

 本体はバタラッシ・カルロ社のミネルバ・ボックス。オイルがたっぷりしみ込んでいるので、しっとりと柔らかく、それでいてコシがあって丈夫。美しいシボも魅力です。
使い込んでいくと、つやと深みが増し、傷もつきにくく、水や汚れにも強くなり、日ごとに愛着が湧いてくる革です。

 中のカードケースで使用している革はワルピエ社のブッテーロ。
ブッテーロで特筆すべき点は発色の美しさ。植物タンニンでこれだけ美しい色がでる革は他ではなかなかお目にかかれません。そしてハリがあるのにとてもしなやか。繊維が細かいのでコバがとても美しく仕上がる逸品の革です。

 

 

やっぱりHoppendakkoで忘れてはならないのが、”手仕事100%”です。

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裁断、目打ち、縫い、磨きなどすべての制作工程を手作業で仕上げています。
工場で生まれた製品にはない、”温もり”と丁寧な作りによる”丈夫さ”があります。
温もりのあるものは愛着がわきます。大切にしたいと感じます。
大量生産で安いものが出回り、次々と使い捨てられる時代。そんな切ないことはありません。

 モノを大事にする世の中になってほしい、とHoppendakkoは考えます。
だからこそ「温もり」、「丈夫なつくり」が必要なのです。

Paninoはミシンを使わず、すべて手縫い(クチュール・セリエ)で仕上げてます。

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蜜ろうでろう引きした丈夫な麻糸を一目ずつ力を加減しながら縫うので、しっかり縫い目が中に入ります。だから摩擦などで糸が切れにくく丈夫なのです。

そして、もし糸が切れた場合でもダメージを与えずにまた縫い直すことが可能です。

1カ所壊れたから捨てるのではなく、そこを修理してまた使い続けることができるのです。

Hoppendakkoではメンテナンスや修理も承っております。私たちが心を込めて生み出した作品たちを少しでも長く、愛されて使っていただきたいから。

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