Hoppendakkoのコンセプト
HIGH QUALITY MATERIALS
100% HANDMADE
ORIGINAL UNIQUE DESIGN
オーソドックスな形の中に遊び心と手仕事の温かみを融合・・・
ORIGINAL UNIQUE DESIGN
Design
『かっこいい、かわいい、驚かせたい』
個性的だけど飽きがこないデザイン、
使う程に愛着が湧くもの作りを心がけています。
Inspire
まわりにある物、今までみてきた物全てから
インスピレーションを受けてデザインをします。
シンプルで使いやすいという物はもちろん、
心がけているのは上品さと面白さの両立。
手に持ったときに優しい印象を与える”丸み”。
Color
一番楽しく、一番難しいのが色彩のバランス。
同じパターンの作品でも素材の質感や革の色、糸の色、 裏地の色の合わせ方でまったく異なった表情になります。
良い意味でビックリさせたい。
持っているとなんだか楽しくなるような
Hoppendakko カラーを目指しています。
100% HANDMADE
裁断
革包丁によるハンドカットと抜き型による裁断があります。 ハンドカットは下の革と上の革に0.5ミリの『差』を作ったり、 金具のあたる部分だけわずかに斜めにカットするなどの、 微妙な技を施すことができます。 また革には繊維の方向(伸び)や目があり それを読み取り、仕様に合った厳選した箇所を使います。
革漉き
革漉き機で必要な箇所の革の厚みを薄くしたりして調整します。 例えば、縁縫いをするのに厚いままでは縫いにくいので のりしろ部分などを漉いて縫いやすくしたり(斜め漉き)、 溝を掘って、皮革を折り曲げやすくしたり(溝漉き)、 皮革加工をしやすくするために革全体を薄く漉いたり(ベタ漉き)、 などといった用途によって施します。 革漉きの出来によって仕上がりの形が大きく左右される重要な作業です。
穴あけ
縫う箇所に菱目打ちで縫い穴をあけます。 厚みや革の種類に応じてハンマーで加減しながら開けていきます。 開ける箇所を間違うと破損しやすくなるので 失敗できない大事な作業です。
蝋引き
手縫い糸には蝋引き糸と呼ばれる丈夫な手縫い専用の麻糸を使用しています。 この糸は蜜蝋を染み込ませており、もっとも丈夫な糸です。 メインで使用しているのはアイルランドのアイリッシュリネンです。 世界的に最も評価の高い高級リネンの一つです。 その糸をさらに縫う前にもう一度蜜蝋で蝋引きします。
クチュール・セリエ
縫製は、クチュールセリエと呼ばれる技法を用いています。 サドルステッチと呼ばれる手縫いの技法で、ヨーロッパの職人が馬具を作る際に用いていた技法です。一針一針丁寧に縫製しているので、縫い目はとても綺麗に仕上がります。1本の糸に2本の針を付けて8の字に縫っていきます。 2本の糸が独立して革の縫合を支えているため、どちらかの糸が切れたとしても、もう1本の糸がしっかりと革の縫合を支えていますので簡単にほつれることはありません。
コバ磨き
コバ(革の裁断面)仕上げはHoppendakkoの最もこだわっている技法の一つです。 「磨き本仕上げ」、「切目仕上げ」と呼ばれ、革の端をヤスリで面を整え、ヘリ(角)を落とします。そこにふのりを塗って鏡のような感触になるまで木べらや布でピカピカになるまで丁寧に磨き上げます。 必要があればさらに蜜蝋を染み込まします。 この一連の作業を何度も繰り返し、気の遠くなるような時間をかけて仕上げ、美しいコバになります。 時間はとてもかかりますが、一つ一つ丁寧に仕上げると美しく、丈夫な物が生まれるのです。
Hoppendakkoでは上質なタンニンレザーを中心に厳選した素材をつかっています。
メインで使用している革は、イタリアの名門タンナーの植物タンニンレザー(ヌメ革)のミネルバ・ナッパとブッテーロ。
ミモザ、栗、クルミなどから採取される天然の植物タンニン(渋)で職人が手間暇かけて鞣した素晴らしい革です。また、バッグや小物で使う金具は真鍮無垢の良質なもの、ファスナーは1ランク上のクラスのものを採用、糸は丈夫なアイリッシュリネンの蠟引き糸、キーケースの金具は世界的に信頼のあるスイスのメーカーのものなど。
長く使ってもらいたいから、上質で丈夫なものだけをセレクトしています。